京都のお家に帰りました。
半年ぶりに京都のお家に帰りました。
私の実家は今も前も、多分これからも
京都なのだけれど、帰りたいお家は実家以外にも
沢山あります。これは密かな自慢です。
(あちらがそう思っているかは分かりません)
私は友達が沢山いると思っているけれど、
困ったら助けてくれるだろうと思える人が
沢山いるけれど、あちらは私を覚えてない気もします。
(しかしそういうことは深く考えません)
それは置いといて...
いつも実家にはお土産を買います。
でも実家に着くまで食べることを我慢できません。
ちょっと食べてしまって、食べかけを渡すので
お母さんやおばあちゃんに小言を言われます。
私はもう20代半ばの大人だから
今回はバレないように化粧箱のシールを
神経を使いながら、そおっと剥がしました。
綺麗に剥がれたので1つケーキを食べました。
5個入りだったケーキは4個になりました。
生田家は弟が家を出て、5人から4人になりました。
だから4個の方が自然だったような気がします。
4は不吉な数字と言われるけれど気にしません。
綺麗にシールを剥がしたので
家族は気がつきませんでした。
久しぶりのお家では
京都は台風が来ていたので、寝てました。
実家の私の部屋ではうさぎを13年ぐらい
飼っていて、昨年死んでしまったのですが、
まだ部屋はうさぎの香りがする気がしました。
お母さんにそれを伝えると、
「うちん家は木で出来てるからな、
木に染み込んでんねん。それにな、あんたは
世話しいひんかったやろ。やからな、
ろっぷちゃん(うさぎ)はこのやろう。って
思って頑張って匂いのエキスを出したはんねん」
と言っていました。なるほどなあと思いました。
ですので、私は少し臭い気がする部屋で眠りました。
夜はおばあちゃんと話しました。
「あきちゃん(弟)が最近家を出た時、
ほんまに、寂しくて寂しくて寂しかってん。
でもあんたが家出たのは15歳の時やろ。
あの時は全然寂しくなかったわ。なんでやろ」
と冗談まじりではなく普通に考えていました。
でもおばあちゃんの部屋には私が3歳の頃の
写真が貼ってあり、よく眺めているそうです。
100均で買ったタコをあげると言ってくれたので
私のことがきらいではないようです。
(たこはいらないので、いらないと言いました)
夕方には鹿が沢山いるところに住んでいる
ヨッピーノさんがウニを送ってくれました。
すごく美味しかったです。
美味しい食べ物を育む自然と、作れる人、
おすわけの輪の中にいるヨッピーノさんは
すごいなあとよく思います。
お父さん、お母さん、おばあちゃん、
今は亡きうさぎの香りと対話が出来た休日は
素晴らしく、お家に帰って良かったです。
明日からまた東京→千葉→群馬→群馬→仙台
と出張ばかりでお家にはあまりいませんが、
またお仕事をがんばろうと思います。