夜のひかり

年が明けて初めて釜石に来ました。

会社のミーティングでした。明日は新年会。

去年転職した会社は魚の加工会社です。

会社の規模は前に働いていたところよりも、

小さいけれど、何より社長や経営を考える人と近く

勉強になるし、私も4人しかいない営業の1人として、

しっかり売上を立てて、稼いで会社を回したい。

お客さんの声を聞いて良い商品を作りたい。

売るだけじゃない、工場を守れる営業として

仕事がしたいと思って働いてます。

今度詳しくなんで私がここで働くのか。についても

自分のために言葉にしておきたいなあ。

震災があって、ボランティアに来たのが6年前。

東北に関わる仕事を始めてもうすぐ1年。

学生時代のボランティアで知り合った人とは

いまだに関わりがあって、良くしてもらってる。

そして今でもここで新しい出会いがある。

震災があったから。ではあるかもしれないし、

被災した人の気持ちはわからないし、

今働いてる会社が本当に大変で大変だった頃を

わたしは知らない。

でもこれからもここに関わりたいし、

これからを一緒につくっていくという思いはある。

だから今の仕事がんばろうと思います。

今日は帰り道に角がにょきっと大きい鹿が

道路に並んでいて危うくぶつかるところでした。

外はマイナス4度で寒いです。

東京も京都も寒いんだけど、その寒さはどこから

くるのかが分からない寒さなような気がします。

でもこちらの寒さは森から、海から来てるような

自然から寒さパワーが来ているような、

出処のある意思のある寒さなような気がする。

➡︎なんか上手く伝えられないなあ。

夜になって部屋から外を見るとひかりが。

来るたびに増えるひかりはあたたかいです。

なくなってしまった、今はここにない戻らない

わたしが知らないひかりは沢山あるんだと思う。

でもこれからも新しいひかりは増えるんだと思う。

それは楽しみだなあ。そしていつか、

私も根を下ろしたひかりを何処かにつくりたい。