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見てよかた映画その1 【ヒトラーのわすれもの】

2017年初映画は「ヒトラーの忘れもの」

名古屋に遊びに来た同期と映画を見た。

映画館は伏見ミリオン座にて。 

【伏見ミリオン座】

http://www.eigaya.com

 

【以下あらすじ】

ーーー第二次世界大戦後のデンマークで、ナチス・ドイツが埋めた地雷の数は200万個以上。そして除去作業にあてられたのは、大半が15歳から18歳のドイツ人少年兵だった。彼らが強制的に背負わされた母国の罪。デンマーク国内でも知られることのなかった残酷な史実を題材に、戦争の矛盾に満ちた現実を浮き彫りするーーー

 

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すごく胸が痛い映画だった。自分の国が埋めた地雷で仲間が吹き飛んで死んで行く。「ナチスの罪を忘れるな」とデンマーク人からは言われ、地雷撤去要員としか扱われない。デンマークの軍曹も、自分の息子ぐらいの少年兵に対して、気持ちが揺らいで葛藤する。ナチスの罪は絶対消えない。少年たちは元ドイツ軍。デンマークから見て憎いのは当たり前。

 

でも、映画見てて、ずっと、「10代のこの子達がなんで」「ドイツの行為も、地雷埋めたのも、いろんな決定を下したのも、この子らじゃないのに」「もしも少年兵とデンマークの軍曹が違う形で出会っていたら良かったのに」と思ってしまう。その時思い出したのは、大学の授業で聞いた、「戦争とは、個人を個人として、人格のある個人とは見れなくなること」っていう言葉。

 

全員が同じと見られる。一部が下した決定は、全員のものになる。その少年兵1人の人生に何があったとしても、どんな思いがあったとしても、考慮されないし、ナチスであり、ドイツ兵としか見られない。そんな悲しいことって、理不尽なことってないなと思う。少年兵1人1人にナチスの罪を償わせることはおかしいんじゃないか。ってデンマーク人軍曹も分かってる。でも責任の所在なんてどこにあるかわからない。戦争は誰も赦してくれない。

 

だから、やっぱり、国の代表を選ぶ時は慎重にならないといけないと思った。これは今の日本もそうだし、私が心に留めないといけないこと。

 

ずっしり、ずっしりくる映画だった。人と人との間でどうしても生まれるあたたかい気持ちと葛藤。でも全てを飲み込む理不尽さ。すごく見て良かった映画だった。

 

そして1人映画も良いけれど、

感想を言い合えるのはいいなあ。と思う。

 

http://hitler-wasuremono.jp