今日、いろんな塗料を積んで、夜の高速道路を走っていた。知らない間に、車を運転できるようになっていて、知らない間に運転しても、肩が凝らないようになってた。

 

知らない間にびくびくしないようになった。
今日、運転しながら、ふっと、窓の外を見たら、いろんな光が目の中に入ってきて、本当に綺麗だと思った。夜景が綺麗だって久しぶりに思った。

 

なんども通った道なのに、すごく、すごく、綺麗だと初めて思った。それが人工的なものでも、人が働いている光でも、光が頑張って、光っているように見えて、すごく綺麗だと思った。泣いた。

 

久しぶりに友達と会って、家に帰って、本を開くと、こんなことが書いてあった。 

 

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「いつかある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。 たとえばこんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。 もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」

「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、 いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」

「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって。」(『『旅をする木文芸春秋
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すごく、そうだなあ。と思った。
泣けるような美しい夕日も、星空も見たのは、
だいぶと前で、今日綺麗だって泣いたのは、
ビルなんだけど。

 

夏は楽しかった。バタバタしてたら、
素敵な人と場所に出会っていたら、
とってもいい時間を過ごせた。

 

同時に考えたくないことを考えなくて良くて、
寂しいって思うこと、後悔すること、
なんであの時ああしたんだろう、ってこと、
これからどうしよう。
なんで毎日わくわくしないんだろう。
どうやって生きていこう。これでいいの?
っていう不安を遠ざけておいた。

 

でも、それだけじゃ、だめだ。
素敵な場所や人と出会って、
自分がどう変わるのか、どうなるのか。

そこから逃げたらだめだ。


寂しいなら、その中で、考えて、
答えていかないとだめだ。

別にこんなこと書かなくてもいいんだけど、
そうなんだ。自分が変わる秋にしようと思う。